もはや常識!?「重曹」+「酢」のすごい洗浄力。

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これまで重曹を使ったおそうじは雑誌やテレビなので幅広く紹介され、だいぶ知られるようになりました。環境にもやさしく、用途の広い重曹は多くの人に指示されてきました。ですが、重曹だけで落とせない汚れもたくさんあります。そこでここでは「重曹」+「酢」を使ったお掃除方法をいくつか紹介します。

重曹の特徴
油汚れに強く、臭いも消してくれる。

・重曹の粒子はとても細かいパウダー状。この粒子が研磨剤として効果的「に働きます。磨くものの表面を傷つけずにこするだけで汚れを落とすことができます。
・悪臭の原因は主に酸性。アルカリ性の重曹はその酸性と反応して中和して臭いをとり消臭効果もあります。
・重曹が酸を中和する時、二酸化炭素の細かい泡が発生します。この泡が汚れを浮かび上がらせます。
・重曹は、水に含まれるマグネシウム、カルシウム等の金属イオンの量を減らし、軟水化させます。お掃除や、洗濯に使う水、またお肌にも軟水の方が良いとされています。

重曹でお掃除できないもの

いぐさに含まれるタンパク質と重曹が反応すると、畳そのものが黄ばんできてしまう。

白木

たんす等に使われる白木は、水を吸うとシミになります。重曹を溶かした水でもシミになってしまいます。

アルミ製品

重曹とアルミが反応すると表面が黒ずんだりしてしまいます。

デリケートな衣類

水洗いのできないような衣類は重曹は使わないほうがよさそうです。

酢の特徴
汚れを溶かし、雑菌の繁殖を防ぎ、清潔に保つ。

・酢は酸性なので、アルカリ性の汚れに対して強く効果を発揮します。
・酢に含まれる水素イオンが汚れに浸透したり、剥がす、溶かすなどの働きをします。
・酢には微生物の繁殖を抑え、増殖をさせない働きがあります。
・トイレの臭いや魚の生臭さ、タバコの臭いなどはアルカリ性の臭いなので酢の酸性は効果的。
・酢には金属のサビを防止する働きもあります。

酢でお掃除できないもの
大理石

酢と大理石が反応すると大理石の表面がくもり、ツヤが無くなってしまったりします。

重曹や酢を上手に使うために汚れ、臭いの素を知ろう

臭いというのは汚れと同じで、酸性かアルカリ性に分かれます。この臭いの性質が分からなくては的確には消臭できません。臭いの性質を見分けることが、お掃除の近道と言えるでしょう。しかし、それをどうしたら見極めることができるでしょうか?簡単に言うと、その臭いが「油」によるものかそうでないかで判断することができます。「油」に臭いは酸性の性質を持っているので、アルカリ性である重曹で消臭します。「油」は皮脂も含みますので体臭に関する臭いたとえば、髪の臭い、靴の臭いなども重曹で消臭することができます。臭いの性質がアルカリ性のものはトイレの臭い、タバコの臭いなどがあります。

頑固な汚れの正体は?

重曹や酢を使ってお掃除するときに大切なのはどこに何を使うかが重要になります。汚れの種類も結局は酸性かアルカリ性かです。ですが、油汚れにホコリが加わり、ベトベトした複合した頑固な汚れになります。ほんとであれば、汚れが複合化する前に手早く油汚れを落としてしまうのがベストなのですが、なかなかそうもいきません。そこで、重曹+酢でのお掃除がおすすめです。

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